花形装飾活字を愛でる第9回「組み合わせる」

同じ装飾を組み合わせるパターン一例

ほとんどの装飾活字は版同士の組み合わせによって成立します。またはその連続によって複雑で大きな紙面が構成出来ます。とくにこのPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)に関しては、まずは同じパターンで色々組み合わせを試してみて、それぞれの特性を知っていくのが良いと思います。

複数の違う組み合わせのパターン一例
複数の違う組み合わせのパターン一例
複数の違う組み合わせのパターン一例

同じパターンで組み合わせを繰り返す事で、装飾の特性を知る事が出来たら、次に複数の版を様々なパターンで組み合わせてみてください。すると「使い勝手」がみるみると分かってくると思います。そうです、これは道具ですから、どんどん使って上手くなる事が大切です。

組み合わせを利用した紙面構成の一例
組み合わせを利用した紙面構成の一例

作り上げた組み合わせを今度は繰り返し配置して、紙面を作り上げてみてください。いかがでしょうか。思っていたより簡単に出来たのではないでしょうか。装飾活字は既に美術を仕上げてくれていますから、アドビイラストレーターのシンプルな機能だけで、とくに絵を描くデッサンの能力や才能といった特別な力は必要とせず、美意識や美術への興味と知識(歴史を含む)さえ持ち合わせていれば、誰でも扱う事が出来、美術の体験も齎してくれる、装飾活字はとても素晴らしい道具になる事でしょう。


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花形装飾活字を愛でる第8回「グラデーション」

アドビイラストレーターの機能を使ってグラデーションで配色した

アドビイラストレーターの機能を使えばグラデーションで配色が出来ます。グラデーションでの配色はとても綺麗ですし、強めのイメージを少し和らげる時にも十分に使えるかと思います。ここでポイントが1つあるのですが、オブジェクトのパーツをバラバラにグラデーションをするか、全体を1つとしてグラデーションをするかで、完成のイメージが変わります。前者であれば、よりグラフィック的で複雑な配色になり図案としての力強さが増すように思います。後者であれば、配色によっては印象を弱くしやすい傾向にありそうです。

オブジェクト毎にグラデーションを行った
全体で統一してグラデーションを行った。

このようにグラデーションの配色の仕方で大きくイメージが変わる事が分かります。またその全てをお見せする事は組み合わせが多い為に難しいのですが、一個ずつか全体か、の繰り返しで思考を巡らせるだけで、イメージはドンドンと広がりますので、是非試していただきたい技法です。ただし、印刷との相性としてはオフセット印刷くらいでしか活用出来ないのと、デジタル上の表示に限定されていく事になるので、そこだけは注意です。しかし、必ずしも物質化する必要が無くなった今となっては、これが完成のケースもある訳ですから、実現出来るのであれば表現としての捉えるのはとても素敵な事だと思います。


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花形装飾活字を愛でる第7回「直線の面と曲線の面」

PRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)には全ての版で直線の面と曲線の面が用意されている

PRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)の全ての版には直線の面と曲線の面が用意されています。これは組み上げる時に揃えた場合に単純に美しく仕上がるのと、外側と内側の概念が強まる為、より罫線、または枠として役割を強める結果となります。直線の面、曲線の面のどちらが外側でも内側でも、ケースに見合うビジュアル表現であれば自由にすればいいと思いますし、片側にその両方が混在していても面白そうです。

直線と曲線のパターンを意識して配置すると同じ版でも違ったイメージになる

ついつい、それ自体の模様の美しい曲線に目線を送りがちになってしまうのですが、こうやって、版という名の「ユニット」という単位で見た時の直線と曲線で組むと、より自然に扱う事が出来ます。また、そのような取り扱いがPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)を使えたと言えるような気がします。美術は一定で作られているし、組み合わせ次第でランダムな模様が出来るように仕組まれていて、扱う我々が行う事というのは、このように道具としての花形装飾活字の扱いを深めていく事にあるように思います。そうする事で、見た目に複雑なパターン構成であっても、その実は簡単に自然に作業は進行しているもので、綺麗に組まれているなという印象の時、それは花形装飾活字に仕組まれた機能によるものである事がほとんどなのです。


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花形装飾活字を愛でる第6回「色を変える」

アドビイラストレーターの機能を使えば色を自由に変えられる

アウトライン化されたベクターデータを使用すれば、アドビイラストレーターで簡単に色を自由に変える事が出来ます。白と黒だけという印象の活版印刷の世界に彩りが追加されて、当時では難しかった新しい表現が広がります。色の付け方で華やかにも落ち着いた雰囲気にも出来ますので、それぞれに合った組み合わせで構築が可能です。

背景に色を加える事も出来る

今や、オフセット印刷が主流となりましたし、ベタにも耐えられる白い紙もとても綺麗なものが増えましたので、背景の色をセッティングすれば、また違った印象のビジュアルになります。

同じ装飾パターンで色を変えてみる

同じ装飾でパターンを作っておいて色を変えてやれば、同じ色だった時よりも、鮮やかな印象のビジュアルに変貌します。装飾にこうやって色を自由に付ける事が出来る事は、当時ではとても贅沢な加工であったと思いますし、今ではアドビイラストレーターを使えば簡単に綺麗に整列した組版に版の工程は意識せずとも、モニター上でこうやって、色の変化を目の当たりに出来る事は本当に凄い事であると思います。

白と黒で構成した場合
色を計画しセッティングした場合

今度はより複雑な組み合わせで色の変化を作ってみましたがいかがでしょうか。白と黒だけで表現した場合と、色を計画してセッティングした場合では、このようにとても印象が変わる事が分かります。

もちろんではありますが、白と黒が劣っている訳ではありません。これが使われる様々な用途で、そのどちらが正解かが決まるかと思います。ただ、こういった活版印刷を元にした美術にとって、色を加える事はとても贅沢な事なのです。色の数と刷りの回数は同じになりますから、それだけ手間とお金が掛かったはずです。また、技術的な観点から、色の再現にも限界があったと考えられます。現在では、オブジェクトの色は自由に決められて簡単な操作でその表現を広げる事が出来ますが、色を加える事への理由付けというか、単に変える事が出来るという無意識で配色するよりも、こうやって、技術的な背景があって、その考え方で変えていく事もまた、この花形装飾活字を扱う上でとても大切の一面であると思っています。


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花形装飾活字を愛でる第5回「シンメトリー」

アドビイラストレーターリフレクトツールを使用した

花形装飾活字の基本的な使い方の一つにシンメトリーの構築があります。シンメトリーを形作る事は、花形装飾活字のみならず、あらゆる美術、今回で言うところのグラフィクデザイン、またはタイポグラフィを考える上で意識する項目の1つであると捉えていただくと良いかもしれません。常にどんな時にも「対称性」という考え方を頭の片隅に置く事で、より整えられた綺麗なビジュアルに仕上げる事が出来ます。また、同時性としてアシンメトリー、「左右非対称」もあるかと思います。

対称に配置する事で新たな装飾パターンを構築出来る

1つの装飾を対称的に配置する事で、新たな装飾パターンを構築する事が出来ます。

全体をリフレクトツールで反転

枠を半分だけ作り、それをリフレクトツールで反転させる事で、シンメトリーな枠を簡単に素早く作る事が出来ます。それは複雑であればあるほど、左右対称になった場合の美しさは目を見張るものがあります。ですが、シンメトリーだけでは目が飽きてしまいがちです。そのような場合は、上半分、下半分でパターンを変えてみたり、まずは対称的に並べてみて、左右の全体的なバランスを見ながら、アシンメトリーの部分を作ってみて良さそうです。

対称性を活用したパターン形成

対称性は何も鏡合わせのように配置するだけではありません。対称性のあるパターンを上記のように配置するだけで、装飾の構成にストーリーや動きが生まれ、単に同じ向きの装飾を配置するだけでは得られない表現が可能となります。

この「対称性」は花形装飾活字だけに留まらず、美術のベースとなる考え方ですので、是非、何か紙面を構成するチャンスが訪れた際には意識してみてはいかがでしょうか。とくに、タイポグラフィの構築には欠かせない要素となりますので、本の表紙や本文の組版など、単なる文字の羅列、綺麗なイラストの表示、工夫された配置だけ、ではなく様々なルールの奥底に「対称性」への意識を忍び込ませ美術への昇華を実践してみても面白いかと思います。


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花形装飾活字を愛でる第4回「回転」

アドビのイラストレーターの回転ツールをコピーアンドペーストと併用した

アドビのイラストレーターの機能を使うとオブジェクトを回転する事が出来、装飾を様々な向きで配置する事が可能となります。また、コピーアンドペーストを併用する事で簡単に模様のパターンを構成出来ます。角度としてはシフトキーを押しながら90度を目安に回転すれば、活版本来の模様を作る事が出来、また、形状によって印象の違うイメージが作れます。いろんな装飾パターンを回転させて楽しんで貰えたら幸いです。

45度ずつ回転させた

90度にこだわらず、せっかく自由に回転出来るのだから、45度で回転してみも良いと思います。模様はより複雑となり1つの装飾パターンでも、絵として十分なボリュームを得る事が出来そうです。

拡大と縮小の機能も使った

回転、コピーアンドペーストに加えて、拡大と縮小も使って模様を作成しました。立体的で派手やかで少しやり過ぎかなとは思うのですが、1つの装飾パターンだけを使用し、基本的な操作方法を組み合わせるだけで、模様の複雑性は得られる事がわかります。

このように花形装飾活字をアドビのイラストレーターで使用する場合は高度な操作技術を必要としません。もちろん、早く、もっとプロフェッショナルに、という事であれば話は別でしょうが、綺麗に美しく組み上げる為に特別な操作技術は必要ではないので、安心して使用していただけるとかと思います。


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花形装飾活字を愛でる第3回「コピー&ペースト」

コピー&ペーストで増殖した装飾

アドビのイラストレーターを使えばコピー&ペーストでコンピュータのスペックと紙面の範囲内で装飾を増やす事が出来ます。また、アドビのイラストレーターを使う事で、整列出来る機能が搭載されているので、美しく整えられた配置を行う事が容易に可能となっています。また、コピー&ペーストは、この花形装飾活字を扱う上でとても重要なポイントとなっており、この機能を駆使する事で様々なパターンの美しいビジュアルを制作する事が出来ます。ついつい、1つの紙面に対して、「絵」を描くように異なったパターンを配置してしまいがちなのですが、実はこの花形装飾活字は、こういった、何度も同じ模様を繰り返す事で、その特徴を一層引き出す事が出来、そのパターンがシンプルであればあるほど、道具としての花形装飾活字を使いこなしていると言えるように思います。シンプルなのが既に美しいのが花形装飾活字なので、そういった一面も是非味わってみてください。

予め複数の装飾でパターンを形成しておく

予め作っておいた複数のパターンをコピー&ペーストで配置

上記のように、予め用意しておいたパターン装飾をコピー&ペーストを行う事で、驚くほど短時間で複雑な模様を作る事が出来ます。もちろんパターンを増やし長い時間を掛ければ、それだけで、より複雑なパターンになります。コピー&ペーストの工夫や使い方のアイデア次第で、花形装飾活字の世界は無限に広がります。

中を繰り抜くと簡単に枠が作る事が出来、文字の配置や画像の配置に役立ちます。

このように、花形装飾活字はコピー&ペーストを駆使する事が、実は、一番使うための重要なポイントになるかと思います。パターンを繰り返す事、そのパターンの密度や配置の美しさを調節しながら増やしていく事など、これはアドビのイラストレーターの機能の前に我々が抱えている美術への眼差しや知識も、もしかしたら歴史もかなり大切になってくるかと思います。どういったものが派手で、どういったものがシンプルなのか、この目の前にある予め用意された美術を是非味わいながら使用してみると良さそうです。


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花形装飾活字を愛でる第2回「拡大と縮小」

一定の比率で左から100%、150%、200%でサイズを変更したPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)

アドビが販売しているイラストレーターで、もっとも使われているツールの1つである「拡大と縮小」は、花形装飾活字でも活用する事が出来ます。元々は活版印刷の版という事から、サイズが定められ全てのパーツが一定の比率で作用するように仕組まれた美術ではあるんですが、アウトライン化されベクターデータとなった今は、サイズの変更に関して制約される事なく、目的とする美術の構築に便利に作用します。

500%拡大した図

緻密に引かれたアウトラインであれば、かなりの拡大であっても、デティールが崩れる事はありませんので、紙面の模様として、たくさんのパーツをテクニカルに組む必要も無く、1つだけを拡大し配置する事で、それ自体が既に美しい模様として表現する事が出来ます。また、縮小に関しては、例えば、印刷の場合は、それぞれの抱える印刷技法で刷る事の出来る線幅の限界が、縮小の範囲の限界と捉える事が出来ます。印刷ではない技術、例えば3Dプリントであれば、何処までいけるかは、機種に依存するので実験をしてみても良いかもしれません。モニターであれば表示される範囲になるでしょうし、何処でどのように利用するかが、それぞれで抱える「拡大と縮小」の範囲と言えるかと思います。

比率が著しく崩れた拡大と縮小

基本的に、花形装飾活字は一定の比率での拡大と縮小をお勧めします。アドビのイラストレーターで言うところのシフトキーを押しながら行わない拡大と縮小は、本来の美しさを損なってしまうだけではなく、技術面においても紙面の品位を落としかねない行為になるかもしれません。これに関しては花形装飾活字で最も注意しなければならない事の1つになるかと思います。

拡大と縮小を利用した組み見本

拡大と縮小を利用すれば紙面に立体感をもたらす事が出来ます。活版印刷用に用意された花形装飾活字は線の幅が一定で、並べた際に、どうしても絵の印象が一定になります。そこで、拡大と縮小を使う事で、拡大すれば線は太くなりますし、縮小すれば線が細くなりますから、絵にアクセントが付いて、とても豊かな表現として紙面を構成する事が出来ます。ついつい、活版印刷の版だから、本来の使い方から外れてしまうから、サイズの変更が出来るだけ避けてしまいがちなんですが、もちろん、サイズの変更をしない事で、本来の美しさを謳歌する事が出来るのですが、せっかく、アウトライン化され、ベクダーデータとなり、アドビのイラストレーターという自由を得たのですから、自由にサイズを変更して使う事も1つの選択肢として持つ事は、とても素敵な事であると思います。


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花形装飾活字を愛でる第1回「アドビのイラストレーターで操作するととても便利に使えます。」

アドビイラストレーターで開いたPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所(1891)の全体像

全てがアウトライン化された花形装飾活字のベクターデータは、パーツ(版)を組み合わせて模様を作っていく特性から、アドビが販売しているイラストレーターというアプリがとても扱いやすいと思います。もちろん他にもベクターデータを操作出来る、またはグラフィックを構成するアプリは様々あり、例えば、代表的にはAffinity DesignerCorelDRAW、または各種無料アプリが挙げられるが、それぞれには得意な機能や操作感があって、それらの利用については後日また別の文脈で解説出来れば幸いです。この「花形装飾活字を愛でる」では、もはや伝統と言って良いくらいの歴史を持ち、なんやかや一番使われているであろうアドビが販売しているイラストレーターでの使い方に注目し解説を進めて参ります。

手作業で緻密にアウトライン化された装飾のデータ

このようにアウトライン化されたデータは、コピーや再配置、拡大縮小が自由自在に行う事が出来、元々が活版印刷の技術を応用した美術に対して、当時では考えられなかったような組み合わせや、贅沢な構成が、今ではクリック1つで可能となっています。その夢を手軽に実現出来るのが、アドビが販売しているイラストレーターなのです。

花形装飾活字のパーツを組み合わせてアドビイラストレーターで構成したグラフィックの一例

上記の例のように、1つずつだったパーツが無数にコピー&ペーストが出来るのと、活版のルールに縛られない配置が可能となります。段落などは意識する必要はありませんし、くっつけたり、重ねたり、色を変えたりなど自由な発想でグラフィックを構成する事が出来ます。

『クレーンレトラ+デボス&エンボス』
印刷加工: @cosmotech_no1(twitter)
詳細→ http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/archives/51721314.html…

また、制作したデータはあらゆる印刷加工が可能となります。あらゆる加工に耐えれるように設計されたベクターデータなら、オフセット印刷から箔押しまで、自由にその加工方法や紙の選定までを行えます。もちろん活版印刷を再現しても面白そうですし、今なら、svg形式に対応したデータであれば、3D編集ソフト(Fusion 360など)を使用し3Dプリンタにも応用が出来そうです。


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