フランスの何処かの美術大学の図書館でデジタルアーカイブに従事している方からご縁があり高解像度のデータをいただきまして、その経緯から今回の制作となりました。高詳細にスキャンされた原典から、丁寧にアドビイラストレーターでアウトライン化の作業を行いました。 1742年に発行された「Modeles des caracteres de l’imprimerie et des autres choses necessaires audit art / nouvellement graves par Simon-Pierre Fournier le jeune」の見本帳に収められた装飾活字を全て抜粋し制作しました。
フランスの何処かの美術大学の図書館でデジタルアーカイブに従事している方からご縁があり高解像度のデータをいただきまして、その経緯から今回の制作となりました。高詳細にスキャンされた原典から、丁寧にアドビイラストレーターでアウトライン化の作業を行いました。 1862年にGravure et Fonderie de C. Derrieyによって発行された「Gravure et Fonderie C. Derriey. Specimen-album.」の見本帳に収められた [TRAITS DE PLUME]の項目の装飾活字を全て抜粋し制作しました。
The 421 different types of decorations and 21 types of assemblage samples can be freely combined to create this work.
We received the high-resolution data from a person who works in digital archiving at the library of an art university somewhere in France. From the highly detailed scans of the original, we carefully converted the data into outlines in Adobe Illustrator. We extracted all the decorative type from the [TRAITS DE PLUME] section in the specimen-album “Gravure et Fonderie C. Derriey Specimen-album. Specimen-album.
Package Contents
A set of 421 objects of different shapes, all of which are outlined, and 13 types of assembled samples using the objects. The files include a full set of Adobe Illustrator format (.ai) files, individually separated PNG transparent images (resolution is 600dpi based on the originals), and individually separated SVG files.
Please feel free to use them for personal or commercial use.
東京ビッグサイトで開催されるデザインフェスタや名古屋でのクリエイターズマーケットに代表されるハンドメイドイベントでLIGHTHOUSE TYPE FOUNDRYの装飾活字を値札や什器、作品のモチーフから、商品そのものへ活用していただいていたりなど、幅広く利用していただいております。もともと、装飾活字自体が主役になるというよりかは、何かを飾る為に作られた美術なので、販売している作品や世界観にマッチしそうであれば、是非、積極的に使っても良いかと思います。
とくに使われているのが「kado the 108Z」に連なるシリーズです。角に装飾を置くだけで簡単に美しく値札が作れるのが選ばれる理由のようです。「kado the 108Z」は紙面の角を彩る装飾を200年〜100年ほど前の過去の資料から抜粋し、1つずつを手描きでサンプリングとリミックスを行い、アドビのイラストレーターでアウトライン化したデータです。
また、このシリーズには動作確認用の無料体験版「kado the 9」もありますので、一度、アドビのイラストレーターで体験していただけましたら幸いです。また、このシリーズに関しては「SVG」ファイルも同梱していますので、アドビのイラストレーターだけでなく、クリスタや3Dソフトなどでもご利用いただけます。
PRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所を扱えば、簡単にテクスチャーパターンを作る事が出来ます。枠だけではなく、こういった純粋に模様を構成しても美しいかと思います。また、こういったパターンテクスチャーを制作する際にはアドビのイラストレーターを使えば、コピーアンドペーストや整列が簡単に行えるので、自分の目的に合ったイメージに近付けれるとともに、その作業時間も短く出来ます。
アドビのイラストレーターで編集を行うことで複雑な構成の枠を作成する事が出来ます。また、構成する際に、例えばPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所は1891年に公開された組見本に掲載していた装飾活字なのですが、活版印刷のみならず、金属工芸品などに元々はヨーロッパで広く使われていた美術でもあるので、当時の美術様式に思いを馳せながら、上記の例のように建築物を創造しながら組んでみても良いと思います。このようにモチーフを予め予習しておいて取り組む事で、単に何も考えずに並べるよりも、より世界観みたいなものが広がるように思います。とくにこのPRINTERS’FLOWERS from エンスヘデ活字鋳造所に関して言えば、歴史を感じる、少し古い様式美の1つなので、よりそのように感じるのかもしれません。