花形装飾活字を愛でる第4回「回転」

アドビのイラストレーターの回転ツールをコピーアンドペーストと併用した

アドビのイラストレーターの機能を使うとオブジェクトを回転する事が出来、装飾を様々な向きで配置する事が可能となります。また、コピーアンドペーストを併用する事で簡単に模様のパターンを構成出来ます。角度としてはシフトキーを押しながら90度を目安に回転すれば、活版本来の模様を作る事が出来、また、形状によって印象の違うイメージが作れます。いろんな装飾パターンを回転させて楽しんで貰えたら幸いです。

45度ずつ回転させた

90度にこだわらず、せっかく自由に回転出来るのだから、45度で回転してみも良いと思います。模様はより複雑となり1つの装飾パターンでも、絵として十分なボリュームを得る事が出来そうです。

拡大と縮小の機能も使った

回転、コピーアンドペーストに加えて、拡大と縮小も使って模様を作成しました。立体的で派手やかで少しやり過ぎかなとは思うのですが、1つの装飾パターンだけを使用し、基本的な操作方法を組み合わせるだけで、模様の複雑性は得られる事がわかります。

このように花形装飾活字をアドビのイラストレーターで使用する場合は高度な操作技術を必要としません。もちろん、早く、もっとプロフェッショナルに、という事であれば話は別でしょうが、綺麗に美しく組み上げる為に特別な操作技術は必要ではないので、安心して使用していただけるとかと思います。


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